神戸燐寸株式会社

PHILOSOPHY

ものづくりの考え

地場産業に、イノベーションの力を

明治期にマッチ製造の一大産地として名を馳せた兵庫県。
私たちは、1929年にこの地で「嵯峨山燐寸製造所」として産声を上げて以来、90年以上にわたって地場産業の担い手であり続けています。
私たちが大切にしているのは「不易流行」の精神。
いつの世も変わらない本質を見失うことなく、
時代の空気を柔軟に取り入れていくことです。
私たちはこれからも、持てる資源を活かして新たな価値創造に挑み、
持続性のある企業活動を行っていきます。

イノベーションを生みだす、3つの力

1 ファクトリーブランドとしての開発力

自社で商品企画から生産まで一貫して行ってきた当社。叶えたいゴールに向かって、創意工夫を重ねるのが私たちの流儀です。マッチ棒の内製こそ2015年に終止符を打ちましたが、長年の経験によって培われた企画開発力や品質管理力、ネットワーク力は今も私たちの強みです。

2 デザインの力

マッチが生活必需品だった昭和の時代から、私たちは数々のユニークなデザインを生み出してきました。デザインとは生活者の課題を解決し、コミュニケーションを活性化し、暮らしを豊かにする力。私たちはこれからも信頼できるデザインチームとともにものづくりに挑みます。

3 異業種とのコラボレーション

マッチが生活必需品でなくなった今、私たちの進むべき道は、マッチ製造の技術を応用して新しい価値を創造することです。そのために異業種とのコラボレーションも積極的に行い、私たちにしかできないものづくりを模索します。

これまでのプロジェクト

オリジナルブランドhibi

淡路島の名産「線香」の老舗とともに3年の月日をかけて開発した、着火具のいらないお香スティック。
現在、海外での販路を拡大中。

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マッチデザインファクトリー

マッチを「暮らしを楽しむデザイン雑貨」として捉えなおし、復刻版レトロマッチや各種デザインマッチ、Tシャツなどを制作。

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伊藤園コラボ「茶殻入りマッチ」

ペットボトル入りお茶の製造過程で発生する茶殻の有効活用を目的とし、株式会社伊藤園と共同開発。
硫黄不使用で気になる匂いも解消。

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コースター制作事業

マッチの燐票印刷で培った技術を活かし、ホテルや飲食店向けのサービスとして事業開拓。その品質で多方面から信頼を集めています。

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